ハイヤーはタクシーよりも大型の車両であることが多く、広々とした空間で、移動ができるオフィスとしての使い方もできる、とても便利な移動手段です。
そんなハイヤーを貸切することができるのをご存知ですか?
今回は、ハイヤーを貸切する時の方法やメリット・デメリットをご紹介します。

ハイヤーの貸切とは?

ハイヤーの貸切は、通常利用の料金計算方法とは異なり、時間単位で料金が変動する方式を採用しています。
一方で、時間あたりの最大走行距離が定められていることも多く、15kmを目安に上限設定されていることが多いようです。
これを超える場合には追加料金が加算される場合がありますので、利用するハイヤー会社に確認するのが無難です。

ハイヤーの貸切をするシーンは?

貸切をするシーンとして代表的なものをご紹介します。

  • ゴルフ利用

ゴルフをする際、大きなゴルフバッグを抱えて移動するのは非常に大変なものです。
特に復路では、疲労も相まってなかなか自分で運転するのは大変ですし、公共交通機関を利用するのはもっと大変です。
ハイヤーを貸し切ることで、これらのストレスから解放されること間違いなしです。
ゴルフ利用の際の料金は、通常の貸切料金とは別に設定されている会社もあるため、事前に見積をすることすすめします。

  • 冠婚葬祭

結婚式や葬儀の際、ハイヤーを利用してゲストの送迎や移動を行うことができます。そのような特別な日のために、快適な空間で移動できるハイヤーを時間単位で貸し切ることで、よりスムーズに移動することができるでしょう。 

  • ビジネス利用

会社役員の送迎や、営業周りでの移動でハイヤーが活用されています。
送迎利用では、ホスピタリティの充実から好印象を与えることができますし、営業周りで利用すれば、広々とした静かな空間の中で集中して仕事に取り組むことができます。 

  • 観光旅行

観光地を巡る際、ハイヤーを個別に貸し切ることで、快適な移動が実現できます。
移動のたびにタクシーを捕まえる必要もなく、何より特別感と高級感のある移動手段なので、旅がより豊かなものになること間違いなしです。
観光名所へのアクセスがスムーズで、事前に会社に利用用途や行きたい場所を伝えておくと、より一層快適な移動が期待できます。
例えば事前に行きたい場所を伝えておけば、各ルートにおける交通状況やルート選定などを行なってもらうことができ、見知らぬ場所でも地元のように移動することが可能になります。
ゆったりとした空間で景色を楽しみながら、移動のストレスにとらわれない旅行が楽しめるでしょう。

ハイヤーのデメリット

一方で、羽田空港でハイヤーを利用する際のデメリットも考慮する必要があります。

その一つは、一般的なタクシーよりも高額な料金設定です。

ハイヤーの料金設定の基本として、営業所までの回送料金も含まれるため、実際に乗車する距離以外の部分でも料金が発生します。

また、特に需要が高い時間帯やシーズンには、ピーク料金が設定されているため料金がさらに上昇する場合があります。

高品質なサービスを提供する分、料金も高くなる傾向にあると言えるでしょう。
料金の透明性が担保されている事業者、特に事前に見積ができる業者を選ぶのがおすすめです。

また、ハイヤー利用は予約が必要であるという特性上、直前の利用や急な予定変更には対応しづらいこともあります。

急遽移動しなくてはならない時や、予約を忘れてしまった際には、タクシーの利用を検討するのが良いでしょう。

まとめ

ハイヤーの貸切は、通常のメーター計算ではなく、時間単位で見積が行われることが大きな特徴です。
車種指定や時間の指定も細かく行うことができますので、事前にしっかりと目的と希望を伝えることが大切です。
ご自身の利用シーンに沿った車両を選び、快適な移動を実現しましょう。